ラマンチャの男@帝国劇場
2005年 06月 27日
松本幸四郎が69年から36年演じ続けているというのに、初めて観に行った。
歌セリフ半々のミュージカル、今まで観ている作品とは何か雰囲気が違って、食い入るように見るとかぐんぐんひき込まれる、という感じにはならなかった。
自分がだいぶ疲れた状態だったからなのか、2階席だったからか、とても目も疲れた・・・
ストーリーも演出もけっこう難しい作品だと思う。今まであまり観たことのないタイプかも。テーマや雰囲気は嫌いじゃないので、大きな劇場より、小さめなところで観たほうがよくわかる気がする。
幸四郎の歌舞伎以外の舞台は初めてだけど、どのシーンでも安心して観られた。(そりゃ1000回以上演じているわけで)
また、松たかこのアルドンサは幸四郎と親子と思うと変な感じだったけど、”あばずれ女”を大胆に演じてたと思う。歌はもともと上手だと思っていたけど、ムツカシイ歌も無理なく聴けたし。テレビやドラマのイメージだと可愛らしいけど、こういう役のほうがのびのびと演じているような気がしてしまう???あとは、ほとんど主役二人が中心だけど上條恒彦の歌をもっと聴きたかったかなあ。
終演の拍手の中、隣の熱烈ファンのマダムが話しかけてきた(独り言かも??)内容によると、今日の幸四郎の歌声は今ひとつだったらしい。もっと感動的だとか言われて、私つまらならそうに見えたかな。もう60になると体力もねえ・・・と心配されていた(笑)
by imusam928
| 2005-06-27 00:23
| 観劇