のんびり続ける備忘録。   今年は節約しながら旅するのだ~


by imusam928
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リチャード3世@赤坂ACTシアター

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昨夜チケットみるまで、渋谷のPARCO劇場に行くところだった。PARCO劇場プロデュースだよ、ややこしい(笑)
で、初めて赤坂ACTシアターにいった。
初めてだけど駅から近くて間に合った・・・。
サカスはまだツリーがキラキラ、そこら中でキラキラ!!

友人が取ってくれたので気にしていなかったけど、今日は初日だったようです。



ただでさえ難しいシェイクスピア作品。その中でも全然知らない「リチャード3世」の物語。名前も人間相関図もややこしくて見ていてわからなくなるけど、とにかく悪いヤツだと思いながら楽しんでくれ!というような、いのうえさんのメッセージが配られていたので、新感線の芝居と思って観たおかげで面白かった。新感線の役者はほとんど出ていないけど、ほんの少しだけお笑い要素も加えつつ、ややこしい人間関係で憎しみ争う長い物語も集中してました。(一歩間違えると寝そうだったケド。)
まず歴史や時代背景がよくわからないのがネックで、ランカスター家とヨーク家?エドワードが3世、4世にプリンスエドワード、リチャードにリッチモンド、クラランスにヘイスティングスにラドクリフとなんだか韻を踏んでるぞ!?と、おちゃらけて観ていたのがよかったのかもしれない。
醜いけどずる賢くて、敵の王と息子を倒したあと、自分の親や兄弟、伯父たちを次々と殺める。ウマイ言葉で人をだまし、民衆をだまして王座に就く。ここまでが一幕。王になっても不安で後妻に甥っこたち、戦った仲間達を殺めていく悪党リチャード。しかし、頼れる家臣はいないし、そのうち反乱が起きて、リッチモンド艦隊に負けてあっけなく命を落とす。終わってみればヒールが主役のわかりやすい物語。身内同士で殺しあったり、処刑されたりと、この手の物語は家族や仲間が信頼できるのか信じられないのかわからなくなることがあるが、このリチャードは冷酷でどこかひねくれた悪党で、そいつが物語の主役なのだ。

先王妃マーガレット役の銀粉蝶さんが、圧倒的によかった。夫と息子を殺されて苦しみ呪い叫ぶマーガレットの語りはシェイクスピア作品の荘厳さを高め、いのうえ演出のフランクさを巧みに取り込んでいて、登場シーンはたくさんないけど長台詞のシーンばかりで一人芝居のような、すごい存在感だった。ウマイ人はどんな芝居もできるものです。

シェイクスピア作品を意識してはいるけど、新感線スタッフ色が濃い。舞台装置は暗い古城の中のようでもメタリック。大音響のへヴィメタやデジタル画像を取り入れたり、ライブ映像で物語をわかりやすくつなげたりという感じ。衣装やかつらがいまいち好きじゃなくて最初は気になったけど、長時間の中で、慣れた(笑)。たぶん、シェイクスピアもの、けっこう好きなのかも、私?!
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by imusam928 | 2009-01-19 23:56 | 観劇