のんびり続ける備忘録。   今年は節約しながら旅するのだ~


by imusam928
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バイバイ、ミヤコちゃん。

昨日の朝、突然の電話で「もしもし、私、わかる?」と怪しい電話。
「だ、誰?!」とドキドキしたら、分るわけがない。電話の声なんて分らないくらい時間がたった中学の同級生からだった。
「突然ごめん。ほんとに突然の話だけど、ミヤコ、死んじゃったの。」

ミヤコちゃんとは私が小学6年で転校してきてから中学までいっしょだった。
高校進学はバラバラだし、私は自宅が引っ越したこともあって、合うこともなくなった。成人祝いや、そのあと数年たった同窓会で会ったのが最後かな。もう15年以上会ってないと思う。
細くなった繋がりを頼りに同級生達が連絡をまわしてくれているようで、記憶の中のニックネームが飛び交いながら、集まる数人を確認した。

小さくなってしまった彼女は、うっすら笑って眠っていた。背が高くてバレー部で、髪の毛短かったよね。サバサバとした言動がかっこよかった。
卵巣癌。
同い年の突然の死に驚くと同時に、女性特有の病気だったということが私たちにもショックだった。みんな忙しい年代ということもあり、集まった同級生の中でも、ミヤコちゃんと最後に会ったのは7~8年前だった。たぶんそのあと病気がわかって闘病してたということらしい。時の流れはあっというまだね。全然知らなくて、ゴメン。それでも、お母さんが、「悔いのない時間を過ごせてよかったのよ。」というのが心に残っている。

帰り道に残れた6人で思い出を語る。最初に待ち合わせ場所で、喪服を着てるから分るよ、と言ったもののみんなびっくりするほど全然かわらない。みんなお母さんだなんて嘘だよ、というくらいキレイで、しっかりしてる。25年前の中学時代の話が次から次に飛び出てくる。他愛のない話題でよく笑っていたよね。今の時代に比べたら、私たち楽しい中学時代だったね。
笑いながら、大人になった発言が母としての強さを滲み出す。ハタチで出産したNはハタチの娘の母親だ。子供の部活動を応援しながら働くYも、小学生を抱えて美容院を切り盛りするEもとても力強いなあ。自分ひとりの生活で日々息を切らしている私ってなんて情けないんだろう。母は強しとはこういうことなのか。
○クン、△ちゃん・・・と、懐かしい旧友の近況をききながら、笑えないこともある。本当にいろんなことがあるよ。子供のこと、親の問題・・・そして自分のこと。みんな見た目は分らないけどそれぞれにいろいろあるのもわかってくる。死というのを受け止められる年代になってきたのも感じる。「たまにはさ、こうやってみんなで大笑いしたいよね。しなくちゃね。そうしたら、ってミヤコが言ってんだよ。」間違いなく帰宅は午前様になってるはずだが、誰も席を立たず、笑い続けてた新鮮な一夜。「ミヤコは悔いがなかった」というのが私たちに湿っぽさをださせなかったせいもある。
私もそんな風に言えるようにならなくちゃ。彼女が空に昇ってしまっただろう時刻に想う。バイバイ、ミヤコちゃん。
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by imusam928 | 2008-07-21 16:03 | 風月:つれづれ