のんびり続ける備忘録。   今年は節約しながら旅するのだ~


by imusam928
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「鳥獣戯画がやってきた!」展に行ってきた!@サントリー美術館

d0036951_015919.jpg これは、職場で愛用しているクリアファイルです。今回のアートショップにもあったけど、いまいちだったのでやめたけど、いつも使ってた。
 この絵が国宝だということは知っているけど、その芸術的・歴史的価値がわかるかということはない。だけど、いつのころからか気になる絵であった。
 おそらく小さなころから動物好きで、犬猫は許されなかったけど何故か小学生のころウサギを飼っていたことがある。いやもっと小さいころウサギのバニーちゃんが大好きだった。そんな幼児体験からこのウサギの絵柄に自然に興味を持っていたように思う。(もちろん国宝だとかわかるわけもない。)
 大人になって、なんとなく京都を訪れることが増えたけど、ちょっと簡単には行けないところにある高山寺はまだ一度も行ったことがない。だけど京都に行くたびに、街角でこのウサギの姿は見ていた。いつか行きたいと思っていた。このウサギがどんな風に『鳥獣人物戯画絵巻』に描かれているのか見たかった。
 そんなときに、この展覧会。かなりロングランだからあとでゆっくり・・・と思っていたら、途中で展示を変更するという記事を読んで、26日が最後だったのでギリギリで行ってきた。連休はのんびりぐうたらするつもりが六本木ミッドタウンまで出かけましたよ。

 一言でいうと、これが平安時代のもの!?と発想と表現力に驚いてしまう。日本はいまや世界に自慢できる漫画・アニメ文化大国となっているけど、キャラクター天国でもある。そんな日本の文化はこんな時代からあったんだな、と納得してしまった。
 愛用のクリアファイルのウサギとカエルは有名だけど、このコたちは長い絵巻物の中にもっともっとたくさん登場しているのであった。ウサギやカエルを2足歩行で擬人化してるというのはもちろんだけど、この絵巻に「大勢」登場している動物たちの表情豊かなこと。仕草も動きも面白くて、思わず漫画のように噴出しだとか、擬音で「ザザーッ(すべる)」とか「ぴょ~ん(飛び上がる)」って書き加えたい衝動に駆られてしまう!しかもよく見るとあっちこっちにかくれキャラといわんばかりにすみっこでボケてるやつがいたりする。ほほえましい。
 また、この絵巻が4巻あることや、それらも時代ごとに画き足されたものである(年代や作者が違う)というのもはじめて知った。そして、長い年月の複写(模写)につぐ複写で、ストーリーや登場人物が変わったりしているのが近代まで判明できるというのが興味深い。芸術作品を模写することは習作の第1段階だから、世紀をまたいで多くの筆で画かれたと思うと、ただの紙と墨で画かれたこいつらの存在が偉大に感じてしまった。
 といっても、実は休日大入大盛況で、幅30cm足らずの巻物を見るために、最前列を陣取るのはかなり困難だった。壁に拡大してある複写で我慢したところも多々ある。昼前に入ったが、私が出るころは入場制限で行列だった・・・。d0036951_0512969.jpgだけど、キャラクター文化は小さな子供にも違和感がない。今は「おさるさん~いじめられてるの?」って可愛く話す女の子も、将来国宝を見たことを思い出すときがくると思う。こんな美術展もいいかもしれないな。

ファイルと同じ、
この部分はちょうどこれから。
~12/16まで(4巻後半の展示)
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by imusam928 | 2007-12-01 00:15 | アート・芸術