東京国際女子マラソン2007
2007年 11月 18日
有言実行。なんて、かっこいい!野口みずきの勝利!
いくつかみたテレビのコメントでも、「早く走りたくてワクワクしている」とか「順調なので勝ちにいく」なんて溌剌とした表情だったのが印象的だった。でも、日本人選手は試合の前はそういっていても、本番になると・・・ということが何度もあったので、余計にインパクトのある優勝だ。
今日の国立競技場では、スタート前にトラックを何周も走る野口選手がすぐわかった。150cmの小さなからだだけど、大きなストライドは目立つ。素人の私たちからすると、そんなに何周も走っては本番のエネルギーが消耗するんじゃ、と思うくらいグルグルと最後の最後まで走っていた。前夜の天気予報とは変わり、雲ひとつ無い晴天のなかで座ってても汗が出るほどの日差しだった。冷え込みとの温度差に苦しむ選手も多かったと思う。
昨年と同じように、スタート前には外苑にでて応援位置にスタンバイする。日差しが暑いので日陰に行く。携帯ラジオが12時になると実況をはじめた。停車していた報道や関係者の車が動き出すと、道が開ける。
私たちのいる場所まではだいたい5分くらい?去年の記憶をたどりながら、応援体制をとると、なんだかあっという間に先頭集団が駆け抜けていって、そのあとの市民ランナーの大群が押し寄せてきた。緊張と笑顔が入り混じる。
ここからは去年の教訓を活かして、即移動。大江戸線で大門へいって、泉岳寺前で選手を迎えるのだ。今年はみんなPasmoを持っているから動きもスムーズ!!なぜか地下鉄を出てからも応援隊も走る走る(笑)。
12:50前に東京タワー前に陣取る。走ったせいもあるが、日差しが暑い。だまされて着ぶくれている私は上着がひとついらないほどだ。すぐ、やってきたトップランナーたちも顔が赤く、汗だくだった。後続のランナーもみんな同様に汗。サングラスをしないと眩しいだろうし、どこからかホースで水をまいてあげたかった。野口・渋井領選手がトップをひっぱるも、去年よりもペースがやや遅めとラジオ。暑さのせいもあるかも。それでも3分20秒~/キロ。正面で取ろうとしても写真にはランナーは全然写らない!
ひと息いれて、今度は終盤追い込みの難関の坂道で応援のために移動。大江戸線~南北線で四谷に出た。14時過ぎ、そろそろトップがくるというところ。地上に出て聞こえてきたラジオでは、ちょうど渋井選手が引き離されたという絶叫。もう35キロすぎまできているのに!というよりも、野口選手がどんどんスパートをかけているようだった。沿道までまた走る、走る、走る!
来た、野口選手!その姿は、ここが坂道だと思わせない背筋の伸びた、力強い大きな走りかたのままだった。かっこいい!!小さいのに、あんなふうに飛ぶように2時間以上走る強さ、力をみなぎらせていた。2位の外国選手との差もだいぶあった。39キロ表示地点で陣取ったが、その後の選手をみても、野口選手のパワーは段違いな感じだった。力尽きた渋井選手は去年の高橋選手を思い出させた。悔しいだろうが、負けないでほしい。数時間の孤独な戦いには何がおきるかわからない、誰にも、というのだけはちょっとわかる・・・かな。
最後の選手を見送って、通常車道にもどるのはすぐ。振り返ると紅葉になっていないけど枯れて散りはじめた街路樹。
去年の雨で極寒レースと変わって、汗だくになるほどの日差しに調子が狂った人も多かったんではないだろうか。大勢の一般市民ランナーたちの苦しい表情、その中で片手をあげて答えて微笑くれる人、仲間の喝に反応して脚を上げる姿、がんばって声援を送りながらちょっと前の自分の苦しみも蘇るのか、涙がにじんでしまいました。
たくさんの人が走っている。また、私も頑張ろう、マイペースで。
いくつかみたテレビのコメントでも、「早く走りたくてワクワクしている」とか「順調なので勝ちにいく」なんて溌剌とした表情だったのが印象的だった。でも、日本人選手は試合の前はそういっていても、本番になると・・・ということが何度もあったので、余計にインパクトのある優勝だ。
今日の国立競技場では、スタート前にトラックを何周も走る野口選手がすぐわかった。150cmの小さなからだだけど、大きなストライドは目立つ。素人の私たちからすると、そんなに何周も走っては本番のエネルギーが消耗するんじゃ、と思うくらいグルグルと最後の最後まで走っていた。前夜の天気予報とは変わり、雲ひとつ無い晴天のなかで座ってても汗が出るほどの日差しだった。冷え込みとの温度差に苦しむ選手も多かったと思う。
昨年と同じように、スタート前には外苑にでて応援位置にスタンバイする。日差しが暑いので日陰に行く。携帯ラジオが12時になると実況をはじめた。停車していた報道や関係者の車が動き出すと、道が開ける。
私たちのいる場所まではだいたい5分くらい?去年の記憶をたどりながら、応援体制をとると、なんだかあっという間に先頭集団が駆け抜けていって、そのあとの市民ランナーの大群が押し寄せてきた。緊張と笑顔が入り混じる。
ここからは去年の教訓を活かして、即移動。大江戸線で大門へいって、泉岳寺前で選手を迎えるのだ。今年はみんなPasmoを持っているから動きもスムーズ!!なぜか地下鉄を出てからも応援隊も走る走る(笑)。
12:50前に東京タワー前に陣取る。走ったせいもあるが、日差しが暑い。だまされて着ぶくれている私は上着がひとついらないほどだ。すぐ、やってきたトップランナーたちも顔が赤く、汗だくだった。後続のランナーもみんな同様に汗。サングラスをしないと眩しいだろうし、どこからかホースで水をまいてあげたかった。野口・渋井領選手がトップをひっぱるも、去年よりもペースがやや遅めとラジオ。暑さのせいもあるかも。それでも3分20秒~/キロ。正面で取ろうとしても写真にはランナーは全然写らない!
ひと息いれて、今度は終盤追い込みの難関の坂道で応援のために移動。大江戸線~南北線で四谷に出た。14時過ぎ、そろそろトップがくるというところ。地上に出て聞こえてきたラジオでは、ちょうど渋井選手が引き離されたという絶叫。もう35キロすぎまできているのに!というよりも、野口選手がどんどんスパートをかけているようだった。沿道までまた走る、走る、走る!
来た、野口選手!その姿は、ここが坂道だと思わせない背筋の伸びた、力強い大きな走りかたのままだった。かっこいい!!小さいのに、あんなふうに飛ぶように2時間以上走る強さ、力をみなぎらせていた。2位の外国選手との差もだいぶあった。39キロ表示地点で陣取ったが、その後の選手をみても、野口選手のパワーは段違いな感じだった。力尽きた渋井選手は去年の高橋選手を思い出させた。悔しいだろうが、負けないでほしい。数時間の孤独な戦いには何がおきるかわからない、誰にも、というのだけはちょっとわかる・・・かな。
最後の選手を見送って、通常車道にもどるのはすぐ。振り返ると紅葉になっていないけど枯れて散りはじめた街路樹。
去年の雨で極寒レースと変わって、汗だくになるほどの日差しに調子が狂った人も多かったんではないだろうか。大勢の一般市民ランナーたちの苦しい表情、その中で片手をあげて答えて微笑くれる人、仲間の喝に反応して脚を上げる姿、がんばって声援を送りながらちょっと前の自分の苦しみも蘇るのか、涙がにじんでしまいました。
たくさんの人が走っている。また、私も頑張ろう、マイペースで。
by imusam928
| 2007-11-18 23:22
| スポーツ