のんびり続ける備忘録。   今年は節約しながら旅するのだ~


by imusam928
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一年ぶりの登山は雨

 昨年の富山・白山につづき、今回の甲武信ヶ岳も1年ぶり登山にもかかわらず、雨だった。天気予報どおりなのだが、朝は降ってなかったので歩き始めてポツっときてガッカリ。
金曜夜に特急かいじで塩山駅へ。タクシー会社で仮眠をとらせてもらって4時半にタクシー出発、5時過ぎに大弛(おおだるみ)峠へ到着。6時スタートしたころは雲はあるけど、爽やかな風でこのまま晴れると信じていた。スタート地点が2300mあるせいか、登山道はかなり残雪があって、今までにないほどたくさん雪の上を歩いた。d0036951_027420.jpg
 緩んだ雪は深いところだと膝上まで沈んでしまうこともあり、全然行程どおりに進まない。30分近く登りっぱなしのあと、同じくらい下り、というような高低差が激しいコースだった。
 7時前に一つ目のポイント北奥千丈(2601m)、展望ゼロ。7時半には二つ目、国師が岳(2582m)、ここも霧で展望ゼロ。ガッカリ。
d0036951_030220.jpg まだシーズン前なのか、すれ違う登山者もいなくて、道も荒れている。年に一度のリフレッシュと思って参加した自分にとっては比較する情報もないのでのん気なもんだけど、進む道を見失って一瞬緊迫したムードになったりと、ちょっとミステリアスツアー(笑)でもあった。いや、笑い事じゃすまない。最近ニュースになる落雷での事故だって大いにありえるし、雨による土砂崩れとか、道に迷って遭難というのも明日はわが身を実感して冷や汗である。
d0036951_03145100.jpg 標準行程6時間のところを3時間オーバーして目的の甲武信ヶ岳(2475m)へ。ここは日本百名山のひとつ。でもその前のポイントよりも標高は低いのに!?と、今回は雨で展望なしだったが、後で聞いたら山頂からは見事なパノラマなんだそうな。選ばれる理由はあるわけだ。残念。
d0036951_0331514.jpg 休憩も含めて9時間の行程でへとへとになって山小屋へ。まさに高地トレーニング。団体でギュウギュウの山小屋は雨ですることもなく大勢の登山客と夕食まで宴会。中高年は本当に元気だ。夕食はカレー・・・。9時過ぎに横になるも、いびきの大合唱に目が覚める(涙)。
 今まで2200m以上で高山病の症状に悩まされるが、この小屋も2300m以上ある。今回はアルコールを控えたし、夕食も普通に食べられたのだが、やはり夜中に頭痛と腹痛に苦しんだ。ランニングを始めて酸素の必要性を充分体感しているけど、眠りについて呼吸が浅くなって高地で酸欠になってるんじゃないかと分析した。それで苦しみを納得してみたりした。
 朝4時過ぎに起床、5時に朝食、6時出発。麓まで4時間、下り続ける。雨が降り出し、結局2日間レインウエア着っぱなしだった。GORE-TEXのすごいのは、雨をしのぐどころか、蒸れて嫌な気分が本当にないところ。普段の通勤にも着たいくらいだナーなんて、雨をも楽しむ自分にあきれる。d0036951_0342374.jpg
だが、不思議なもので、雨に活き活きと輝く植物や、落ち葉や枯れ木でフカフカの道を踏みしめて歩いていると、それほど苦痛ではないのだった。もともと傘をさすのがキライなので、こうして雨に打たれるのも悪くない。むしろ清清しい。
 ぬかるみの道は転ぶとドロドロになるので慎重になるが、雨の下山も途中でしゃくなげが綺麗だったので景観はよし。高度が下がると植物の生息地が変わってくるのが面白い。曇り空に眩しい新緑の黄緑色の背景になったらもうゴールがちかい。雲の晴れ間の空が青い。写真や絵具で表現できない眩しい色彩を体感できるのが私の脳にとってのリフレッシュの1つになる。
d0036951_036198.jpg 10時過ぎに西沢渓谷に到着。はやぶさ温泉にて汗を流し、風林火山ののぼりがはためく塩山駅で締めはやはりコレ・・・!(南口の「七福」にて。手作り味噌と具沢山で美味しかった。)
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by imusam928 | 2007-06-11 23:38