のんびり続ける備忘録。   今年は節約しながら旅するのだ~


by imusam928
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TOMMY@日生劇場

d0036951_0473032.jpg演出家が同じというだけでちょっと勘違いしていたことがあって、これは劇団新感線の舞台ではなく、ロックミュージカル、であった。幕が明けてしばらく歌もなく無声の演技と踊りがつづいて、暑苦しい表情をつくる役者をみて我に返った。だから、もちろんボケも細かい仕込みも無いし役者も違う(笑)。

 「TOMMY」はバンドのアルバムだとか、映画化されたとか、ブロードウェイ作品ということは知ってるけど、まったく内容を知らない状態で観にいった。
 40年近く前に作られているのに、性暴力や幼児虐待、いじめ、宗教活動など、現代のマスコミを賑わすような背景がちらほらと盛り込まれていて、ポップで明るいミュージカルというわけではなかった。その時代にロック少年だった風のオジサンが私の席から見えるところに1人いて、音楽にノリノリでいたいけど押さえてる感じが気の毒だった。外国だとお構いなしにノリノリになれるんだろうが。今の日本ではちょっと内容も含めて難しそうだなあ・・・という作品だったかな。少し遅い時間から大人が観て盛り上がるミュージカル、みたいだといいかも。(18:30開演は早い!)
 音楽だけは小さいころからラジオっ子だったおかげでアーティストや曲名を知らなくてもオンエアされている往年のヒット曲はいっぱいしみこんでいる脳のおかげで、知っている曲がかなりあった。日本語訳されているけどメロディーで「あ、これ?」という感じ。当然のように生バンド演奏なので迫力はある。しかしほとんど普通の台詞はなく、あっても口ぱくの無声演技で全て歌で表現されるので、全ては役者の歌唱力に左右されている気がした。
 主役のアッキーこと中川晃教はうまいけどこの手のロックにはやさしすぎるかもしれない?スローなシーンはさすがだけどへヴィメタノリが欲しいときにはちょっと負けているかも。ローリーも期待したほど迫力は無かった。 高岡早紀は思った以上に「歌えるんだね」という感想。
 インパクトがあったのはパク・トンハとソムン・タク。トミーの父親役のパクさんは、暑苦しいロックなノリで歌う感じがこの舞台にはあってた。河○隆一ばりにねちっこい歌い方くらいがあくがあっていいのだろう。ソムンさんはど迫力の歌唱力。絶叫しても声もしっかりでてるし、ロックバンドのボーカルやってましたか?!というシャウトの効いた歌が今回の舞台では一番だった。ロックミュージカルなんだからこうでしょ!って。全体に韓国の2人に引っ張ってもらってる感が強いかな!
 ちょっと気分も滅入った日だったので、難しいこと考えずに見てられて、私は嫌いじゃない。でも一般受けはしなさそうかも・・・。
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by imusam928 | 2007-03-16 00:06 | 観劇