NODA・MAP 第12回公演 『ロープ』@シアターコクーン
2007年 01月 18日
新春第2弾の観劇。仕事で遅れてあたまが見られなかった・・・。
野田秀樹はわからん、という人も今回の新作はかなりストレートなメッセージが伝わる作品だったと思う。ステージの上のプロレスリングにはられた「ロープ」の中と外の話。
プロレスは八百長ではないと悩み引きこもるレスラー、それが現代の世界情勢をあらわすような展開へ。
最初はバタバタしてコメディものかと思ったくらいだけど、クライマックスへと一気に盛り上げて前半のギャップとあわせてずしんと残るラストだった。宮沢りえがあかるく戦争の残忍な様子を明るい口調で実況するのは、コレでもかというくらい痛い気持ちにさせられた。
なぜいまさらベトナム戦争?と思うけど、戦争はどれも同じか・・・。
「リングの中では何をやってもとがめられない」というのが現代で何に当てはまるのか?
「やられる前にやりかえせ」「顔の見えないやつは死んでもどうせわからない」とか、当てはめて考えると恐ろしいことだったりする。
藤原竜也は昨年の『オレステス』で蜷川演出でギリシア神話にとりくんだときにくらべたら、いつもの彼らしさ爆発して活き活きと舞台を走り回っていた感じ。身長高いけどプロレスラーとしてもろ肌脱ぐとスレンダーさが際立ってちょっと違和感だけど、橋本じゅんとの相方役ではどうどうとしてる。宮沢りえは想像してたより全然よかった。見た目はテレビより相当痩せ細だけど、不思議なくらい動けてたりする。声はややかれちゃっていたけどテレビの宮沢りえと違うというだけで、私は違和感なくむしろ好感をもった。いや、テレビや映画より舞台のほうが向いていそうな・・・?あとは橋本じゅん@劇団新感線は見た目ほぼ”素”で観るのが違和感(笑)だけど、藤原くんとのコンビはいいかも。あとは・・・なんといっても渡辺えり子さんでしょう。細かい部分の演技も手を抜かない!舞台の上では何でもやる!というエネルギーにあふれている。彼女が動いたり台詞を話したりすると、それがしっかり屋台骨になって芝居が作られる感じ?それくらい頼りになる俳優さんなんだろうなあ。身体張ってます。
野田秀樹はわからん、という人も今回の新作はかなりストレートなメッセージが伝わる作品だったと思う。ステージの上のプロレスリングにはられた「ロープ」の中と外の話。
プロレスは八百長ではないと悩み引きこもるレスラー、それが現代の世界情勢をあらわすような展開へ。
最初はバタバタしてコメディものかと思ったくらいだけど、クライマックスへと一気に盛り上げて前半のギャップとあわせてずしんと残るラストだった。宮沢りえがあかるく戦争の残忍な様子を明るい口調で実況するのは、コレでもかというくらい痛い気持ちにさせられた。
なぜいまさらベトナム戦争?と思うけど、戦争はどれも同じか・・・。
「リングの中では何をやってもとがめられない」というのが現代で何に当てはまるのか?
「やられる前にやりかえせ」「顔の見えないやつは死んでもどうせわからない」とか、当てはめて考えると恐ろしいことだったりする。
藤原竜也は昨年の『オレステス』で蜷川演出でギリシア神話にとりくんだときにくらべたら、いつもの彼らしさ爆発して活き活きと舞台を走り回っていた感じ。身長高いけどプロレスラーとしてもろ肌脱ぐとスレンダーさが際立ってちょっと違和感だけど、橋本じゅんとの相方役ではどうどうとしてる。宮沢りえは想像してたより全然よかった。見た目はテレビより相当痩せ細だけど、不思議なくらい動けてたりする。声はややかれちゃっていたけどテレビの宮沢りえと違うというだけで、私は違和感なくむしろ好感をもった。いや、テレビや映画より舞台のほうが向いていそうな・・・?あとは橋本じゅん@劇団新感線は見た目ほぼ”素”で観るのが違和感(笑)だけど、藤原くんとのコンビはいいかも。あとは・・・なんといっても渡辺えり子さんでしょう。細かい部分の演技も手を抜かない!舞台の上では何でもやる!というエネルギーにあふれている。彼女が動いたり台詞を話したりすると、それがしっかり屋台骨になって芝居が作られる感じ?それくらい頼りになる俳優さんなんだろうなあ。身体張ってます。
by imusam928
| 2007-01-18 01:18
| 観劇