のんびり続ける備忘録。   今年は節約しながら旅するのだ~


by imusam928
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ホノルル三日目:レース当日④35km~Finish!!

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35kmの「壁」の標識を過ぎた。さあ、これから先はまさに未踏の世界がまっているのだ・・・。

35km: 4:00.42 (34.33)

ハイウェイを降りてKahalaに再びはいる。しかし往路とは道は異なるのでゴールへ向けて新たな景色を楽しむ。



 しかしすっかり日は昇り、ハワイらしい日差しが襲ってくる。それをわかっててか、カハラの高級住宅に優雅に暮らすマダムがデッキチェアに座って、ホースで走る私たちにシャワーをかけてくれたりする。コレが気持ちいい!
 給水所でくばる水を吸い込んだスポンジも長くもったまま手放せなかった。首や喉や脇にあてた。首から背中、膝あたりにも水をかけて一瞬でもピリッと体に鞭をうつ。
 そして急に撮影隊が増える。やはり明るくなったからだろうか?カメラマンが高いところから撮影しているので、みんなその前では元気に手を振る。
なんとなくゆるいのぼり坂になってきているのに気がつく。顔をあげたら・・・
 目の前には、どおおーんと構える、Diamond Head!!さあ最後の難関!
d0036951_1594512.jpg この40km手前ののぼりでだいたいの人が歩くというけど、わたしはノロノロでも気持ちは「走る」ようにした。私は上り坂は割りと平気なのかもしれない。そのかわり下りがだめだった。約2kmのゆるい坂を上りきると、今度は急な下りになる。往路では上り坂の部分だが、ラストのこの下りのほうが斜度をきつく感じた。
d0036951_23394678.jpg 足も、そこまでは特に気になるトラブルなくきていたのに、下りの道をスピードでないように踏ん張るからか腿やふくらはぎが緊張する。でも下りはすぐスピード加速し、そうすると今の足じゃ走りきれない(転ぶ)、と思ってスピード出ないように必死で押さえた。本当なら一気にゴールへ駆け抜けるのだろうが、あと2kmを考えると無茶できなかった。周りのランナーはスピードあげていた。じゃあ、歩けば楽?でも止まらないように。がんばろう。左手には海原がみえる。
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40km: 4:36.29 (35.47)

 何とか下りきると、あとはゴールへ!もう2kmないはずなんだけど、さすがに身体が動かなくなっていた。脚が麻痺してる感じで、思うように進んでいない。頭も暑いしぽわーっとしてた。
 しかしゴール間近、沿道の応援の声が大きくなる。
「あと少しがんばれ!今なら5時間切れるぞ!!」
「4時間台いける、いける!!」

 え!?そうなの?
自分の時計はスタートロスも曖昧だったので、目安と思ってみていた。35kmすぎてからはタイム見る余裕もなくなっていた。この時計では、もう無理?というタイムだった。本当は何分なんだろう。本当?ギリギリ、5時間切っちゃいます!?急に正気に戻ってきた。
 公園の直線コースにはいる。遠く向こうにゲートが見える。
「5時間切れる(かも)!」
の声がやたらに増える。まわりのランナーがものすごいスピードアップして走りぬけていく。
もう走れない、無理・・・でもたぶん最後の数百メートルは、けっこう「走った」ように思う。どうして?と思う力が最後にでてきた。両脇の応援者がコースに出て迎える体制にいる。
目の前に見える電光掲示板タイム表示はもう4時間50分過ぎてる・・・!あと少しだよ~ここまで来たら頑張ろう、行くぞ~!と振り絞る最後の力。
 
42.195km: 4:50.50 (14.21) *自分の手元のタイム

パネルは4:57くらいだった気がする。ホントにギリギリ滑り込んで5時間切った、切れた!?
信じられない・・・!フルマラソン完走しちゃったことと、その数字に本気で驚いた。感動の涙というより、今年風に言うなら「シンジラレナーイ!!!」だ。

と、感動と感激が同時におそってくるが、ゴール後の体はガクッと力がぬけ、歩くのも苦しいほどだった。歩くのすら辛い。
とことこ進んで、貝殻のレイをかけてもらう。
「Congratulations!!」
Thank You. ありがとう。
近くで絶叫する応援の声を全身で受け止める。ミストシャワーを顔に浴びて、深呼吸。ちょっと放心状態。ゴールエリアをあとによろよろとツアーの用意するテントへむかう。
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by imusam928 | 2006-12-26 23:42 | 2006 Honolulu