のんびり続ける備忘録。   今年は節約しながら旅するのだ~


by imusam928
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「ライフ・イン・ザ・シアター」@シアター1010

d0036951_14274524.jpg実は初めて観た二人芝居だった。
市村正親と藤原竜也。市村さんもちょこちょこと見ているけど、こんなにちゃんとお芝居を見たのは初めてで、しかも歌って踊らない。藤原くんも今まで見たのは蜷川演出者ばかりだったので、ちょっと新鮮だった印象。
ベテランと新人の俳優の劇場のいろんな場所での会話と劇中劇のワンシーンがコマ切れに進むオムニバス形式の物語。おそらく舞台役者たちはこんな会話をしているんだろうなあ、と思わずにはいられないごく日常のやりとり。その中にもベテランと新人俳優の微妙な関係が時間の流れとともに少しずつ少しずつ変わっていく。はじめはベテランを尊敬してやまない新人も、だんだん成長して、評価されるとともに自身がつき、言動が変わってくる。ベテランは演劇論を猛々しく語ったりしてたけど、しだいに勢いに陰りが見えて、自分でも焦ったりして弱々しくなっていく。そんな変化は普通の社会のどこにでもあることだなあ、と思いながら見ていた。
d0036951_1429415.jpgころころ変わる舞台シーンの中で、二人は本当に出ずっぱり。袖に引っ込んだと思ったらもう次のシーンに変わってたりと、息つく暇もない。いろんなシーンの会話がたんたんと続くけど、そこは二人の計算された間と、微妙な表現力に引き込まれ、しっかり聞き入りながらも笑わせられたり。ベテラン俳優が舞台がはねたあとのセリフにあったけど、私たちも「レベルの高い観客」だったかな??こちらが感じるように役者も私たちを感じるものなのか・・・。
約2時間ずっと舞台上にいる二人。ベテラン市村の貫禄のもと、藤原おおいにのびのび演じてるという雰囲気だろうか。役のイメージと同じく実際に二人は50代と20代という年齢差30(親子だね!)を等身大でいい具合にとりこんでいた。いろんなメディアにでる彼らはやっぱり舞台が好きなんだろうなあ、というのがにじみ出る芝居だった。
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by imusam928 | 2006-04-08 12:10 | 観劇