のんびり続ける備忘録。   今年は節約しながら旅するのだ~


by imusam928
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3度目のヘルシーマラソン

d0036951_0501013.jpg先週の日曜日は北海道にいた。
爽やかな北海道を求めていったはずなのに、晴天に恵まれすぎて大変だった・・・。ヘルシーマラソン参加が目的なのだが、ヘルシーという健康的イメージではなく過酷な大会の思い出。だけど、普段の生活では味わえない大自然は大いに味わえたので、1週間経つと本当にいい思い出だ。

土曜日に旭川からJRで美瑛町へ入り、気温28度の猛暑の中で暑い暑いと”丘の町美瑛”を満喫していた。
札幌からの仲間と合流して、美瑛・富良野エリアの観光シーズンだけ走るという「ノロッコ号」に乗って美瑛駅へ。
d0036951_23181793.jpgd0036951_23193457.jpg遠い記憶でこの名前を覚えているけど、乗ったのは初めて。
外観も内装も木目調でレトロな雰囲気。指定席じゃなくても十分ですね。
のんびりと車窓をながめるにはいい季節。たぶん富良野のラベンダーシーズンには混雑するのかもしれないのでラッキーです。
そして下車してわかったのだけど、ノロッコは先頭から引っ張るのではなく最後尾から押して進む仕組みになのだった。(特定日時だけはSLが牽引してくれるそうな!)
駅待合室でノロッコ君の模型を展示。アジアンファミリーが記念撮影していたっけ。
そういえば本当にアジア系観光客が増えた。車内でもチラシも多国対応、大きなカメラで目立っていたし、観光バスでもガイドさんはポイントは英語で説明したり、中国・ハングルの説明カードも用意されていた。
昨年もおととしも同じ時期に来ているけれど、こんな宣伝なかったよね~と話してて、どうも今年は大々的にアジアからのツアー客を誘致しているようでした。日本人観光客が減ってるんだろうな・・・。

ノロッコ観光の後、美瑛駅からワンコイン(¥500)で1時間バス観光ができるJRツアーに申し込んでパノラマロードをドライブ。
自転車でも気持ちよさそうだけれど、丘=アップダウンがきついので、翌日のレースのことを考えてバス観光にして正解。いや、すでにすっかり太陽の日差しに負けてしまい、車内の冷房が心地よく感じていました。
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マイルドセブンの丘とかセブンスターの木とか・・・もう何十年も前に作られた観光スポットは、外国人にはどう見えるのかな。でも今でも健在でしっかりドライブルートになり道民いわく「道が整備されてる!」らしい。ここなら私もドライブ(運転)できるかな~なんて。
丘は堪能したけれど、土曜はまだ空はガスがかかり、遠く十勝連邦は雲が翳っていた。
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それが、40分ほどバスに揺られ、宿泊する白金温泉に到着して少し歩いたところからの眺めは・・・!!
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森の中からなのでパノラマの幅は狭いけれど、残雪美しい山々があまりにも大きくて、はっきりと鮮やかでに感激!私のカメラでは到底その迫力は伝わらないけれど、暑くてどうしようかと心配する気持ちも一瞬忘れて雄大な眺めに酔いました。たぶん中央が十勝岳、左が美瑛岳。
右には黙々と噴煙をあげる火口もしっかり見える。富良野岳とか上富良野岳とか昨年事故のあった山のあたりなのかな、ちゃんとわかりません。アップにすると火山がリアル!
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宿周辺をちょっと散歩しただけでも気持ちいい。
去年も同じ白金温泉に宿泊したけれど、前夜から当日もずっと雨でずっと温泉に入ってた。
美瑛の町や丘のあたりから数百メートル標高が高いだけで、すこし季節が違っていて、木々の新緑が本当にまぶしく美しい。マラソンが無ければちょっと森林浴をかねてトレッキングしたら最高の季節。

最初はホテルよりも上にあると思って探して見つからなかった白糸の滝は、実はすぐ裏だった。
美瑛川はあの山々の雪解け水を町まで運ぶ。この川は英語だとBlue Riverとあるように青いのだ!5キロほど下ったところに”青い池”という美しい青色の池があるらしい。ここもマラソンが無ければ行ってみたい。
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今回のやどは実はとてもいいロケーションにあって、山々をバックに緑に囲まれて、渓谷を臨む。
実はホテルから川の近くに下りて野天風呂(混浴)もある。もし次に行くことがあったら、ここまで行ってみよう。温泉はいつもレース前日だけど、走った身体を癒すための温泉には後泊プランも今後は検討かな!?
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さて、目的のマラソン当日。
前日の天気予報で気温30度。朝7時ですでに認識できるような晴天だったので、もう開き直る。
突然変化したわけではないので、前日から短い時間でも心の準備ができたのは幸いとしよう。
しかし、遠征先なので服装などの準備はできないのだ。
長袖シャツどころかスタート前に着るジャージやアームカバーなんて要らないじゃないか。
日焼け対策も当然だけど、熱中症対策でぬらした手ぬぐいを首に巻いて身体冷やそうとか、ペットボトルを持って行こうとか、スタミナ切れにならないようにご飯いっぱい食べようとか、思いつくことはやった。
いや、少なくともこれらは充分役立った。

10:30スタート時には標高も高く涼しいはずの白金エリアですら、歩いているだけで汗が流れた。
年々本当に女子ランナーが増えていくのを実感する。そして道外からの参加者がふえている。飛行機が取れないわけだ・・・!
続々と増えるランナーは木陰で涼む。黄色いタンポポがまぶしい春の季節のはずが真夏日なのだ。
もう太陽光線は直撃、手ぬぐいもすぐぬるくなったけど無いよりマシ。こんな日に帽子かぶらない人も多かったけど、頭痛くならないのだろうかと心配した。スタート待つ10分でも暑い。
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最初の5キロは両側に白樺の木立が並ぶ、でも木陰は無い下りスピードコース。
参加者5千人を越えたという関係者の鼻息とは反対に、心配された給水不足は思ったとおりだった。
最初の5キロ過ぎの給水所は、私の到着した時間帯にはすでにパニック状態だった。ここは回避。
持っていた500mlのボトルの半分くらいはこぼしたかもしれないけれど、立ち往生して水が飲めずに不安になることだけは避けられた。
丘エリアにでるとぐっと足が重くなる。
ますます太陽は全身を直撃してくる。
10キロ過ぎのポイントでは状況は悪化、スポンジ用トレイに残る水を避難民のように奪い合っていた。私は飲む分はまだあったので、首の手拭をほどいて、手を伸ばして少しの水を吸収させてもらった。
脱水症状の心配が続いたけれど、想像したほど蒸した感じは無くて、そこはやはり爽やか北海道の気候なんだろうか。乾いたかすかな風が吹くと、汗がひんやりと感じることもできた。体中汗だくでも、顔や腕など出ているところはそのかすかな風が乾かしてくれて、流れる汗という感じじゃなかった。
それでも熱中症はありえる。畑の途中で応援してくれる農家の皆さんに、スプリンクラーをまわしてほしかった。15キロすぎたあたりで、ゴールしたあとと思しきゼッケンつけたおじさんが、ホースで水を撒いてくれていた!この水しぶきが涙が出るほど気持ちよかった~。
実際にスタート30分過ぎくらいでもう救急車が来たし、道にうずくまる人もみかけた。自分もフラフラだけど、10人くらい前を走っていた男性が突然膝がガクガクして道に転がったときは驚いたけど、その人は気はしっかりして「足にきましたー」と話していて安心したけど、こんな天気はだれも予想もしてないからなあ。

いつもの私の懸案はスタミナ切れとトイレ問題。
ツアーメイトに負けないように前夜に3杯!朝2杯!の白米をしっかり食べ、スタート直前にもカステラと饅頭を追加して、血糖値が下がるようなことはなかった。
しかし後半数キロは苦しかった。
スタミナというよりも完全に練習不足。心臓破りの坂を歩かずなんとか登りきったとたん、一気にペースダウン。脚というより身体がついていけない感じだった。15キロ程度の距離しか練習できてない結果が実感できた。
トイレ問題も平気だったのだが、大量に汗をかいて”汗冷え”というの?最後の3キロくらいからおなか周りが冷えて痛くてチカラが出ない。下腹もへそ上の横隔膜のあたりも冷え冷え。だからトイレに行きたいような気分だけど、用を足したいわけではない嫌な苦しみ初体験。手のひらを交互におなかに当ててさすりながら、必死に暖める。おなかは汗でびっしょりだ。もしかしてへそ出しで太陽に当たっていれば平気とか!?、とバカなこと考えながらラストはヨボヨボだった。

しかし、不思議なものです。
ゴールして、深呼吸して、水道の水をゴクゴクと飲んで、冷た水で顔をジャブジャブ洗って、腕や首も冷やしたりしたところに、爽やかな風!!その爽快感が体中を活性化させる。超有酸素運動。
ああ、水のおいしいことといったら!!
蛇口から頭に水をかぶっているおじさんが羨ましかった~。
私も靴と靴下を脱いで、手ぬぐいで水含んでかけた。気持ちよかった~!!
あの苦しみはなんだったのか。この水と風の力はなんなのだろうか。これも大地のチカラ?

ゴールのあと、スポーツセンターの周りの木陰で休んでる人たちが気持ちよさそうだった。あそこでおにぎり食べたかった。数時間後にはこの大地を離れなくてはいけないのがとても残念。

そう、ゴール後は大忙し。ヨボヨボしていられない。
今年は回送バスで美瑛駅まで行って、銭湯で汗を流し、ランチにラーメン食べて、大好きなアスパラを仕入れて空港へ。羽田のほうが涼しかった夜でした。
メモ:貸し自転車¥200/H、手拭必須、銭湯用にS&R、アスパラ用に保冷バッグ、青い池。
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by imusam928 | 2010-06-22 23:08 | 国内の旅