のんびり続ける備忘録。   今年は節約しながら旅するのだ~


by imusam928
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第86回箱根駅伝を初・生応援@箱根宮ノ下

昨日、新年4日目にしてようやく初ジョグ。2日3日と箱根駅伝で「走る」ことにインスパイアされていたのに、現実はイメージとは遠くて・・・。重くなった身体を体感するいやな汗。仕事始めの今朝、腰とか痛いし。

その2日前、初めて箱根駅伝を生観戦した。仙石原で宿泊して帰路につくところだが、せっかく1月2日に箱根にいるのだから、見逃してはいけないと寄り道決定。朝、2区のダニエルが快走するのをテレビで見て、バスで宮ノ下へ向かう。
d0036951_0324645.jpgまだ10時すぎなので、まだ沿道の人はまばらだったけれど、何やら長い行列を発見。
これは、宿の温泉で常連の方から入手した情報なのですが、富士屋ホテル直営のパン屋Picotが、箱根駅伝の日にシチューパンを無料で振舞ってくれるという。知る人ぞ知る?箱根駅伝@宮ノ下の名物らしい。
そのパンをもらうために、すでにすごい列ができていたのでした。私たちももちろん、最後尾を探して列へ。並ぶのキライな私ですが、他にやることもないし、毎年来るわけじゃないから。
d0036951_0331336.jpg10時40分から配布が始まり、列が動き出してから並んだ感じで11時にはシチューパンを手にすることができたので、待った時間はほとんどなし。
そのあと並んだ人もまだまだ大丈夫だったと思う。
全部で千個ありますと言ってたかな?
太っ腹!
d0036951_0335714.jpg片手サイズですが、丸いバンズをカットしてくり貫いた中に、目の前で熱いビーフシチューをよそって手渡してくれる。
まだそんなに空腹ではない時間だったけど、冷めないうちに美味しくいただきました。
このあと、3時間ほどの寒空での待機時間があり、昼時まで空腹がまんするかどうか、ここでおなかに食べ物を入れておくというのは大きい、とあとでわかったことです。
d0036951_0493571.jpg 11時を過ぎると人が増え始め、最初は走行車線側だけだったのが、反対車線にも並ぶようになる。
元旦の箱根は大涌谷も真っ白な樹氷ができるほど寒かったけれど、2日は太陽がでて暖かかった。だがランナー走行側を陣取った場合、建物や山で日陰になり、かなり冷えた。私たちは「箱根ソバ」前に陣取ったが、もちろん日陰・・・。今度行くときは、しっかりした防寒対策が必要と肝に命じる。反対側にいる人たちはまぶしい&暑そうだったなあ。
d0036951_050931.jpg 12時過ぎて小田原中継地点の順位が放送されると、沿道もどんどん人の層ができる。
さあ、来るよ、というところ。
みんなギリギリまで宿や飲食店にいるようです。
d0036951_0522621.jpg待ってる間に気になったのは行き交う車。
交通規制されているはずなのに、12時になっても上り下りとも車が絶えない。ゴール地点へ向かうバスはたくさんの人を乗せて来るし、乗用車も狭い道路にひっきりなし。
すでに5区に襷は渡っているのに、渋滞してランナーのほうが速くなっちゃうことはないのかと大丈夫なのかと心配するほど。
観光地なのでバスも多いし、正月だから自家用車も多い・・・。

ようやく関係者を乗せた車や中継車両が登ってくる。
そしてパトカー。
それを見て、初観戦の私たちは「キター!」と早まった声援をあげてしまう。
蕎麦屋のおじさんが「まだだよ、来たら花火が上がるからすぐわかるよ」と教えてくれた。まわりの常連さんのフォローによると、ランナーが宮ノ下にくると、花火(空砲)があがるらしい。フライングしたけど、想像して気分は高まってくる。
空砲が聞こえると同時に歓声があがった。
白バイ、そして援護車に挟まれてトップランナーが登ってきた。なにやら後光が差してたような。
・・・その反面、こんなに車やバイクに囲まれて走っているのか!!と、びっくりした。安全のためだろうし、いまどきのハイブリッド車で排ガスはないのだろうが、ちょっと気の毒に見えるのは私だけか?
こんなことを思うのもつかの間、目の前をしなやかな身体が走り抜けていってしまった。
冷え切った私たちとは違い、真っ赤に上気した顔に流れる汗。あっという間に宮ノ下を左折して姿を消した。
次は沿道の興奮に飲み込まれないようにとカメラを構えると、2位のランナーが姿をみせた。
彼が、昨年脅威の記録を出した新しい”山の神”だ。
待ちに待った”神”の登場に声援はいっそう大きくなった。
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(奇跡的に写ってた”山ノ神”の御姿)
彼の走る様子を見て、びっくりした。顔色も普通だし、汗にぬれた様子もそれほどなく、身体が弾んでいるのだ。大声援を一身に受けて、顔もしっかりと前を向き、トップを追う目も力強かった。(そのときのトップランナーは苦しそうだったから余計に?)
坂を駆け上る背中が見えなくなって、「違うね~」「速いものネエ~」とまわりからの感嘆の声が聞こえた。
テレビを見てた蕎麦屋のおじさんの実況によると、左折したあとものの5分もしないでトップに追いつき追い越し引き離してしまったとか。昨年につづき往路のゴールテープを切ったのも、納得する。

d0036951_151893.jpg その後、続々とランナーがやってくると、空砲で歓迎し、手旗や登り旗を振り、宮ノ下は興奮の渦だった。
歩くのでも息をきらすほどの登り坂は、走ると言うよりも脚を上に上にと持ち上げる感覚だと想像する。
それでも、山の神同様に弾んで見えるランナーは調子が良さそうで、そういう人は本当に走る姿が美しい。姿勢がよい。あの坂道で順位をぐいぐいあげていく。あとで往路の結果を見ても順位の変動に納得したりした。私は興奮してるせいもあるが、あまりにも近距離でランナーはほとんど撮影できない。いや、速いんだよ、な。

d0036951_1111890.jpg この宮ノ下は5区の山登りの中間位?
湯本からヘアピンカーブの険しい上り坂は、沿道の応援はあまりいないけれど、宮ノ下温泉街で多くの声援を受けられるのでランナーは力になるはず。
宮ノ下観光協会は独自の応援を毎年やっているらしく、各校ののぼりを立て、手作り掲示板で大学名と選手名を張り出し、順位の入れ替わりにあわせて板も変えてくれる。
(写真は、1位奪取のあとの掲示板。まだまだゴールまでに激しい攻防戦が繰り広げられ、そのつど入れ替えてた)
d0036951_1363149.jpg他にも、上記のシチューパン配布とか、ランナーを学校じゃなくて名前で応援しましょうと5区の選手一覧を配ったりとか、ミニメガホンを配布したり、町をあげて盛り上げているのが温かい。
最後のランナーが来るまでの間は、オリンピックのように名前で「(ちゃっちゃっちゃっ!)○○○○!!!」と沿道のみんなでらコールが起きてました。いい雰囲気だったな。
欲を言えば、地元DJ?が掲示板前の建物から放送しているのだけど、もっとラジオ並みに実況してほしかったくらい。宮ノ下ではワンセグが受信できず、ラジオも電波が細く、途中経過があまりわからなくてもどかしかったのだ。
だが、宮ノ下のみなさん、毎年のことだけど、ご苦労様。おかげでまったく駅伝なんて興味ない人も、新年早々お祭り気分で楽しめたひと時。そして、ランナーたちには爽やかな元気をもらえた、いい正月。

初の生応援はいきなり山登りだったけど、今度は平地で3分/キロのスピードを体感したいかな。”山の神”も今年の偉業をものともせず、「花の2区で勝負したい」と言ってるらしいので、来年はどうなるんだろう。
復路も外出しながらイヤホンラジオでところどころ経過を確認して、ゴールまでのドキドキを味わった。やっぱりテレビ観戦が一番?でも生の臨場感は他にはない?どうするかも含めて楽しみにしよう、また1年後。
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by imusam928 | 2010-01-05 23:31 | スポーツ